PHP文芸文庫<br> 子宝船―きたきた捕物帖〈2〉

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PHP文芸文庫
子宝船―きたきた捕物帖〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569904245
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

 ◎内容紹介

 江戸は深川、二人の「きたさん」が、事件を通して成長していく物語。

 第一話 「子宝船」
●赤子を亡くした家の宝船の絵から弁財天が消えていた。大騒動が起きるなか、北一が、絵を描いたという男の家へ行ってみると……。

 第二話 「おでこの中身」
●弁当屋の一家三人が殺された――。悲惨な現場を見ていられず、外に出た北一は、見物人のなかに怪しげな女がいることに気づく。

 第三話 「人魚の毒」
●北一が、検視の与力・栗山のもとで弁当屋の事件の真相を探っていると、木更津湊でお上の御用を務めているという男が訪ねてくる。

内容説明

「持つ者は子宝に恵まれる」と噂の宝船の絵。しかし赤子を失ったある家の宝船の絵から弁財天が消えたという。時を置かずして弁当屋の一家三人が殺される。江戸深川の富勘長屋に住む岡っ引き見習い北一は、検視の与力・栗山の命を受け、事件の真相に迫っていくのだが…。まだ未熟な北一が、相棒・喜多次の力を借りながら、不可解な出来事を解き明かしていく。謎解き×怪異×人情が愉しめる、人気シリーズ第二弾!

著者等紹介

宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960年、東京生まれ。87年に「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞、92年、『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、93年、『火車』で山本周五郎賞、97年、『蒲生邸事件』で日本SF大賞、99年、『理由』で直木賞、2001年、『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、02年に同書で司馬遼太郎賞、07年、『名もなき毒』で吉川英治文学賞、そして22年にこれまでの功績に対し、菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ピース

78
岡っ引きとしてはまだまだ未熟な北一だけど事件を通して成長している。政五郎親分やおでこが出てきたのは何ともうれしい。2024/10/13

ふう

76
シリーズ1から2年あまり。文庫化を楽しみに待っていました。今回も北一が文庫屋の仕事に精を出すと同時に、千吉親分の考えを受け継いで、身近で起こる事件の解決のために走り回ります。白黒つけない決着には、北一同様わたしも歯がゆい部分がありますが、それが江戸の人々にとって暮らしやすい折り合いのつけ方だと少しずつ馴染んできました。周りにいる人々もそれぞれ味があり、言葉にも重みがあります。何より北一の力になってくれて頼もしいし、絵師の栄花もかっこいい。喜多次も少しずつ心を開き始め、その分闇が見えてきて、自作も楽しみです2024/08/29

sin

71
『初ものがたり』と地続きで『桜ほうさら』の後になる物語…と云うことで地固めは十分に出来ている。巻末の対談で“伏線をすべて回収します”とあるように、この物語は宮部みゆき「作家としての終活のシリーズ…」そして、捕物帖と云いながらある意味岡っ引きと云う存在へのアンチテーゼである。また自白による事件の解決を重んじる当時の司法への問題提起も盛り込んでいて理性の捕物帖と云う感じがするが、その分スッキリした事件の解決と云うには程遠く現実的ではある。何にしても先が楽しみだし、これ以前に物語られた作品を読み返したくなった。2024/09/11

ゆるり

67
このシリーズ面白い。北一と喜多次のコンビネーションはもちろんの事、脇を固める面々も人情ありで味がある。時に残酷な事件が起こり北一を苦しめるが、親分や与力の支えもありつつ解決へと向かう。岡っ引きだけではなく、文庫作りで様々な人達と関係を持ち物語のスケールも広がり読みごたえもある。このシリーズはもちろん追っかけていこう!2025/02/27

けやき

63
「きたきた捕物帖」シリーズ2作目。またおでこに出会えたのが嬉しい。2024/08/29

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