出版社内容情報
◎内容紹介
江戸は深川、二人の「きたさん」が、事件を通して成長していく物語。
第一話 「子宝船」
●赤子を亡くした家の宝船の絵から弁財天が消えていた。大騒動が起きるなか、北一が、絵を描いたという男の家へ行ってみると……。
第二話 「おでこの中身」
●弁当屋の一家三人が殺された――。悲惨な現場を見ていられず、外に出た北一は、見物人のなかに怪しげな女がいることに気づく。
第三話 「人魚の毒」
●北一が、検視の与力・栗山のもとで弁当屋の事件の真相を探っていると、木更津湊でお上の御用を務めているという男が訪ねてくる。
内容説明
「持つ者は子宝に恵まれる」と噂の宝船の絵。しかし赤子を失ったある家の宝船の絵から弁財天が消えたという。時を置かずして弁当屋の一家三人が殺される。江戸深川の富勘長屋に住む岡っ引き見習い北一は、検視の与力・栗山の命を受け、事件の真相に迫っていくのだが…。まだ未熟な北一が、相棒・喜多次の力を借りながら、不可解な出来事を解き明かしていく。謎解き×怪異×人情が愉しめる、人気シリーズ第二弾!
著者等紹介
宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960年、東京生まれ。87年に「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞、92年、『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、93年、『火車』で山本周五郎賞、97年、『蒲生邸事件』で日本SF大賞、99年、『理由』で直木賞、2001年、『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、02年に同書で司馬遼太郎賞、07年、『名もなき毒』で吉川英治文学賞、そして22年にこれまでの功績に対し、菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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