内容説明
著者の研究の集大成。イギリスの絵本の歴史を鑑み、今日に至る絵本の成熟を考える。
目次
1 イギリス絵本論(子どものためのチャップブック;小型本シリーズDumpy Books for Childrenの分析;Puffin Picture Booksシリーズ出版の意義―一九四〇年代を中心に;シンデレラ絵本考(付)西洋昔話の三人のお姫さま
イギリスの「しかけ絵本」のペーパークリエーション―Bookano Seriesを中心に ほか)
2 絵本の講演から(絵本の翻訳と文化の根っこ;絵本が成熟するとき―イギリス、アメリカ、日本、そして韓国の場合;宗教叢書協会(Religious Tract Society)の子どもの本の出版
人形絵本論―イギリス絵本史からみたその歴史と意義)
著者等紹介
三宅興子[ミヤケオキコ]
梅花女子大学名誉教授。著書に『イギリス児童文学論』『イギリス絵本論』(翰林書房)、『イギリスの絵本の歴史』(岩崎美術出版社)、『ロバート・ウェストール』(KTC中央出版)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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