内容説明
五代目の江戸っ子プロフェッサーは、大学そのものの研究をはじめさまざまな境界領域と取り組んで来ています。著者はアルピニストとしてマッターホルンなどを登頂し、山岳航空写真のパイオニアとしては、世界ではじめてエベレスト南西壁を撮影しました。ドイツ留学以来の、公私あわせて50回近い海外での活動の経験をもとに選ばれたエッセー。
目次
旅の思い出(大空の迷い子たち;まぼろしの国際会議;クルマが怖い;アンチグルメ宣言;女王陛下のワイン;ベートーベンのピアノ)
山行の記録から(富士山;剣岳;マッターホルン;エーデルワイスの想い出)
世界の高峰を翔ぶ(世界の高峰を翔ぶ;山岳航空写真の撮影方法;山岳パイロット頌歌)
飛行機に魅せられて(飛行機に魅せられて;飛行機との出逢い;世界各国の航空博物館を訪れて;空港飛びあるき;滑走路なんか無くても飛んでいる)
山と空に逝った仲間たちに(高峰を翔ぶリスク;書きかけの絵葉書;名山岳パイロットガイガーさんの思い出;山に逝った仲間に)
著者等紹介
山田圭一[ヤマダケイイチ]
1931東京下町に生まれる。1950.4東京大学教養学部理科一類入学。1952.4同工学部応用化学科進学。1954.3同卒業。1954.4同大学院化学系研究科応用化学専門課程修士課程進学。1956.3同修了。1956.4同博士課程進学。1956.10同休学。1956.11西ドイツゲッチンゲン大学理学部博士課程入学(物理化学専攻)。1958.11同修了。1958.11西ドイツフライブルク大学哲学部博士課程入学(哲学専攻)。1959.8同休学・帰国。1959.10東京大学講師(工学部)。1968.7東京工業大学助教授(工学部)。1975.3東京工業大学教授(工学部)。1977.11筑波大学教授(社会工学系)。1984.4筑波大学社会工学系長(~1986.3)。1986.8筑波大学大学研究センター長(初代)(~1990.3)。1991.4筑波大学第三学群長(~1993.3)。1994.3筑波大学定年退職。非常勤講師など:東京大学経済学部(1964)。北海道大学工学部(1966)。埼玉大学教養学部(1974)。広島大学大学教育研究センター客員研究員(1976)。東京大学教養学部(1980)。審議会など:経済審議会専門委員(1969)。科学技術庁参与(1971)。学術審議会専門委員(1982)。科学技術会議専門委員(1992)。その他:(財)政策科学研究所理事。同所長代理。研究・技術計画学会常任理事。日本未来学会理事。日中協会評議員。日中二十一世紀委員会専門委員。日中民間人会議委員。日本山岳会永年会員。第2次RCC(ロック・クライミング・クラブ)同人。航空ジャーナリスト協会員。学位:1958Dr.rer.nat.(理学博士)西独ゲッチンゲン大学。1964工学博士東京大学。受賞:1956日本写真学会技術賞。1988国際交通安全学会KOIII(岡部)賞。1993日本航空協会航空功績賞。2010瑞宝中綬章。2020日本航空協会亀齢賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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