ルーンの教科書―ルーン文字の世界 歴史・意味・解釈

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  • サイズ B6判/ページ数 382p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784877316105
  • NDC分類 849
  • Cコード C0011

内容説明

現在でも占い等で注目を集めるルーン文字の本当の姿を、膨大な数の図版とともに照らし出す。北欧諸大学では教科書としても採用されている「ルーン学」の入門書、唯一の邦訳。

目次

ルーン研究略史
北欧以外の古文献に現れるルーン文字の情報
北欧の古い文献に現れたルーン文字の情報
古北欧型ルーン
古北欧型ルーンの碑銘
ヴィーキング時代のルーン文字
ルーン入門
ヴィーキング時代のルーン碑銘
中世のルーン文字
中世のルーン碑銘〔ほか〕

著者等紹介

エーノクセン,ラーシュ・マーグナル[エーノクセン,ラーシュマーグナル][Enoksen,Lars Magnar]
1960年、スウェーデン人の母とノルウェー人の父の間に生まれる。少年の頃からヴィーキング時代に興味を持ち、独学で研究を続けながら今日に至る。1980年代後半より、アイスランドの国技で、ヴィーキング時代から継承されてきた北欧の格闘技、グリーマの熱心な実践者となる。1995年、アイスランドで開催されたグリーマ北欧選手権(「ズボン掴み」部門)での優勝を皮切りに、1992年、1998年、2005年(「ズボン掴み」)と2006年(「組み四つ」部門)のスウェーデン選手権でも優勝

荒川明久[アラカワアキヒサ]
1975年、早稲田大学第一法学部卒業(在学中1973年7‐9月スペインに語学留学・上級修了)。1976‐79年、コペンハーゲン大学歴史学研究所留学。1989年、早稲田大学文学部大学院博士課程修了。2001年、スカンジナビア・ニッポンササカワ財団研究助成。2002‐04年、ウップサーラ国際夏期研修・スウェーデン語上級1、2修了。2005年、アイスランド大学S・ノルダル研究所客員研究員。2006年、スカンジナビア・ニッポンササカワ財団研究助成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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takao

1
ルーン文字が解読されているとは思いもよらなかった。2016/11/21

みなぽん

1
ルーン・ガルドゥルの章が一番面白かった。ページの装飾が綺麗でちょっと感動した。ウチの大学でもしルーン文字が研究外国語科目として開講されたら、これを教科書にしたらいいと思う。そういえばルーン文字ってハーマイオニーが勉強していたっけね。2012/10/13

宵子

0
ルーン文字の変遷や歴史、文字の読み方や意味などについての基本を記したもの。図などが多く、分り易いのが特徴。 またサーガで使われたルーンについてや、その歴史などについても触れられている。 関係ないけど、サクソ・グラマーティクスの『デーン人の事績』って邦訳無いのかな? 2012/09/21

ゼノンアノン

0
主な内容は、古北欧型ルーンと碑銘、ヴィーキング時代型ルーン(長枝型、短枝型、幹無し型、点付き型、同幹型、暗号ルーン)と碑銘、中世のルーン文字と碑銘、アングロ・フリージア型ルーン、ルーン文字の研究史。ヴィーキング時代型が一番多く、研究史にもかなりのページが割かれている。 アングロ・フリージア型は文字表と音価、名称は書かれているが写真が一枚だけ。表も欠けがあって13、14、27、28番の文字と、14番以降の翻字が書かれていない。2007年の旧版では掲載されている。 図から文字を拾う作業が楽しかった。2023/11/08

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