社会の鏡としてのブラジル文学―文学史から見たこの国のかたち

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  • サイズ A5判/ページ数 487p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784877314408
  • NDC分類 969.02
  • Cコード C0098

内容説明

ブラジルを知り尽くす。文学史の決定版。文学の諸相を通時的に観る一方で、とくにそれぞれの文芸思潮期の定評ある作品を解釈しながら、作品の背景にある時代性や思想、文化性を鋭角的に捉えている。

目次

まえがき ブラジル連邦共和国のあらまし
第1章 ブラジル文学の時代区分
第2章 新大陸征服者による文学―1500~1601
第3章 バロック主義―1601~1768
第4章 アルカディズム―1768~1836
第5章 ロマン主義―1836~1881
第6章 写実主義/自然主義―1881~1902
第7章 高踏主義―1890年代~1902
第8章 象徴主義―1893~1902
第9章 前近代主義―1902~1922
第10章 近代主義―1922~1944
第11章 ポストモダン・現代―1944~現代
第12章 日系コロニアの日本語文学
付録 ブラジル文学史年表/主要参考文献/索引

著者等紹介

田所清克[タドコロキヨカツ]
1948年熊本県の阿蘇に生まれる。ブラジル国立フルミネンセ大学2ヵ年留学後、京都外国語大学大学院修了。専攻:ブラジル文学および主として民族地理学を基盤としたブラジル地域研究(ブラジル学)現在、京都外国語大学教授、ブラジル民族文化研究センター主幹、大阪府外国人相談アドバイザー

伊藤奈希砂[イトウナギサ]
1967年大阪府に生まれる。ブラジル国立フルミネンセ大学留学後、京都外国語大学大学院修了。専攻:ブラジル文学および主として社会学、歴史学、民俗学を基盤としたブラジル地域研究(ブラジル学)。現在、大東文化大学講師、ブラジル民族文化研究センター副主幹、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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