内容説明
紀元前3000~前500年まで約2500年にわたるオリエント(中東世界)の楔形文字からアルファベットまでの文字の変遷を国家・民族・文化の興亡史を交えてわかりやすく解説した古代文字入門書の決定版。初心者が親しみやすいよう、図版と語句解説を充実。
目次
1 オリエントの古代文化
2 北シリアのセム語族
3 フェニキア人
4 アッシリア王国
5 ヘブライ人
6 新バビロニア王国
7 メソポタミアにおける神々
著者等紹介
飯島紀[イイジマオサム]
1928年東京都目黒区にて生まれる。1953年(旧制)京都大学理学部卒業。同文学部にてセム語等履修。1988年松下電器産業(株)退職。現在、オリエント学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さく
9
シュメール人の歴史など詳しく書かれていた2021/08/09
とりもり
0
「古代文字の世界」とタイトルにあるが、正確には「古代文字の(使われていた)世界(の歴史)」の本。古代オリエントの国家の興亡はよく分かるが、古代文字の変遷はあまり分からなかった。但し、バビロンのハンムラビ法典についての記述は興味深かった。「目には目を、歯には歯を」で有名なだけに、非常に不平等な社会だったのかと思っていたが、「社会の基礎に『正義と自由』があった」という記述は新鮮。ハンムラビ法典について詳しく知りたくなったのが収穫かな。★★★☆☆2014/06/05
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