内容説明
本書は、従来の外国語学習書に欠落していたコミュニケーション志向などの問題点を考慮に入れて、ポルトガル語教育法のあり方(理念)を踏まえながら、斬新なブラジル・ポルトガル語の入門書になるべく努めた。そのために先ず、これまでのポルトガル語入門書の類にない発想をもって、分かり易さを最優先に、極力、図表、イラスト、写真などのヴィジュアルな手法も採り入れつつ、内容面でも多様性を持たせるように格段の工夫をこらしている。また、書全体の内容構成に配慮して文法表現のみに終始せず、言語の根底にあるブラジル文化や社会について素描・紹介している。
目次
第1部 文法編(ポルトガル語のアルファベット(字母)
ポルトガル語の発音について
文について
数詞
ポルトガル語の冠詞と名詞、形容詞、及び福詞について ほか)
第2部 会話編:Kちゃんのブラジル留学体験記
著者等紹介
田所清克[タドコロキヨカツ]
1948年熊本県生まれ。1975年からブラジル国立フルミネンセ大学(リオ)大学院国費留学を経て、1977年京都外国語大学大学院修了。現在、京都外国語大学教授。ブラジル民族文化研究センター主幹。大阪府外国人相談員
青木義道[アオキヨシミチ]
1978年東京生まれ。サンパウロ大学「芸術・コミュニケーション学部」へ派遣留学。京都外国語大学ブラジル・ポルトガル語学科卒業。現在、ブラジル民族文化研究センター研究員。日伯協会ブラジル・ポルトガル語講座講師
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