内容説明
練習量の割には上達しない人は本当に多い。理由は簡単。頭デッカチになっているから。最近はゴルフが下手になるレッスン書が増えてきた。そんなものは捨てなさい。本書は、ゴルフ界の常識を破るつもりで書いた。「練習場へはクラブ一本だけもっていけ!」「長いアドレスは万病のもと」「不調時には距離を半分に切れ!」…あなたの上達を祈る。
目次
第1章 ゴルファーには3つの壁がある(3つの壁を越える気迫;3分間の呼吸スウィングを5回しろ ほか)
第2章 ゴルフは2メートルに始まり、2メートルで終わる(他人からもらったボロクラブでは上達しない;風呂で左指で100回お湯づかみせよ ほか)
第3章 6番アイアンであなたの総てがわかる(不得手クラブより、得手クラブの練習を3倍しろ;スウィングは球の位置で決まる ほか)
第4章 下手になるレッスン書は捨てなさい(ここ一番の集中力をつけるには;練習場で悟ったことをコースでバラバラにする ほか)
第5章 超一流プロのこの技を盗め(ゴルフの慣れは、眼の焦点距離;上半身の型を身につければハンディ12になれる! ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュラフ
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京大文学部中退の異色プロゴルファーである坂田信弘のゴルフ本。役に立った部分としては、①呼吸方法(バックスウィングで吸い、トップからダウンで吐く)②ボールへの集中力(アドレスでボールのディンプルを数える)③左腕の重要性(スウィングの基本は左腕だけの振り)。ゴルフのみならずすべての運動のコツをつかむのは感覚的なものである。ゴルフレッスン本は多くあれど読みきるのはしんどい。坂田信弘はプロゴルファーであると同時に京大文学部中退の哲学者。味のある文書で感覚的にゴルフの基本を教えてくれる本。 2012/06/26
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