内容説明
「学校やめるって言葉、ずっと言いたかった」高校生活に退屈しているヒトミとチサトは、ある日、工事中のビルの上にあるクレーンから神秘的な夜明けを見た。その光景は、彼女たちを最高に自由にさせる。そして次の日、チサトからヒトミに宛てられた1通の手紙…。波しぶきのように輝く言葉の交換が始まった。はかなくて、美しすぎるストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Porco
10
ふーん。やっぱり、ちょっと古い感じがしました。2022/09/21
ささやか@ケチャップマン
5
書簡形式のケータイ小説みたい。二人の少女の言動は、近視眼的というかまず結論があってそこに理屈や感情をつけるというようなナルシシズムを感じる。二人は互いのことを親友だとかわかるよとか色々言うけど、実際の行動は全く片方の意見や感情を斟酌したものではないので、共感の姿勢だけを見せたひどく空疎なつながりのように思えてならない。感情的で、刹那的で、結局自分のことしてみていなくて、だからこそ最後の飛び降りる結末なのだと、私は思う。2021/01/09
ロイヤルミルクティ
2
★★★☆☆2005/01/21
ポチ
1
ネットで評判だったので読みました。携帯電話の種類などどうしても情報が古くなる部分はあるけど、青春物語らしいみずみずしさは永遠だと思いました。さわやかな文体。高校生らしいポップさと文学的表現のバランスがすばらしく、評判になる作品には永遠の輝きがあるのだなあと実感。オススメだよ!2023/09/29
Yuki Kawai
1
やっと読めたー‼️ 竹内結子さんの後書き🥺 この物語…共感しながら読んだんだなぁって思ったら泣けてきちゃった😭 時代が似てて、なんか懐かしく思った。 私には、こんな波乱なかったけど…なんかすごく忙しくて、高みを目指す、ギラギラした時代。 葛藤の種類が違うのか…感じ方が違うのか…やっぱ今も同じなのか…???2021/04/30
-
- 和書
- 犬を飼うのはやめなさい
-
- 和書
- 愛の選択 MIRA文庫