内容説明
たけし軍団の佐竹チョイナチョイナは、殿の命令で伊豆大島の自動車教習所合宿に参加した。昼は教官に気に入られようと涙ぐましい努力をし、夜は一風変わった仲間の間抜けぶりを、眠い目をこすりつつ殿に手紙でご報告。そんな忠誠心を後目に、殿からの返事は梨の礫。募る東京への思いはいつしかいじめられた辛い想い出に…。手紙で綴った爆笑長編小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
橘 由芽
12
読んだのは太田出版のハードカバーですが、画像がないのでこれで。殿であるところの、ビートたけしの命令で大島に運転免許を取りに来た佐竹チョイナ×2が、免許取得までの顛末をたけしに当てた手紙という形で綴る。それをたけし本人が執筆している。ちょびっと事実も混ざっていそうなところが面白かった。理不尽な仕打ちに耐える佐竹君、この本の出版で少しは報われたかな。2017/09/02
Kaz
3
たけしの好きそうな勘違い馬鹿のお笑いフィクション。まあまあかな。2013/04/27
hinoetora
1
佐竹君のエピソード、語り口が面白い、とても。佐竹君の芸名の由来など、ニヤニヤしながら読み進めることができる。但し、くだらないのがダメな人には勧めることはできません。
カンパネルラ
1
佐竹チョイナ^2が教習所で免許を取るまでの手紙の形で描かれている。一応小説でフィクションだろうけど、たけしに向けた手紙としてとしてたけしを本人が描いているところがなんとなく不思議2009/10/04
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- 和書
- 痴人の愛 海王社文庫