感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
きっしょう
2
映画「竜二」はすっかり古い作品(1983年公開)だが、とても大好きな作品だった。その映画を制作し、主演した金子正次の評伝。熱い思いをもって取り憑かれかのように自主映画を作り上げる金子の姿が周辺にいた人たちの口から語られ、その思いが「竜二」に反映されていることがよくわかる。改めて、酒を飲みながらしんみり一人で観たいと思う。2020/05/27
2兵
2
映画『竜二』は、一度観た事がある。暴力シーンを伴わない珍しいタイプのヤクザ映画だと聞き、更にその後、主演の金子正次という人が、企画・脚本も兼ね、自主制作で撮り、その後若くしてガンで亡くなってしまったという話も聞いて、それが非常に心に残っていた。『竜二』では、主人公・竜二と家族のごく普通の生活が描かれ、家族のためにヤクザを辞め、カタギとして暮らしていこうとするも、結局、元の世界でしか生きられない竜二の姿がラストシーンで哀愁たっぷりに描かれていたのが印象的であったが、まさかその裏にこんなドラマがあったとは…。2017/02/08
BJ
1
5712023/12/03
Taichi Sakamoto
1
一人の男の映画に対する生き様をまざまざと書かれている。一本の映画を世に出す難しさ、その後の金子正次・・2015/10/06
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- 和書
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- 和書
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