内容説明
助手席に忘れられた煙草の箱、生贄を求めるアフリカ土産の人形、ある朝降ってきた８４３本の指、そして…。成長する恐怖の物語は、現実か、心の闇に照らし出された幻か―。開けてはならない、迷宮への１６の扉。心の闇をさまよう者どもが引き起こす惨劇の光景。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
5〇5
5
おやまあ、「世にも奇妙な物語」テイストの作品集なのねぇ。タイトルは「ブラックモーメント」。直訳すると「黒い瞬間」かしら。そうであるなら、もっと強烈な暗黒さを求めちゃうわぁ。2020/07/28
ひでまろ
2
TV「世にも奇妙な物語」的な短編集。読んで気分爽快とはなりませんが、グイグイ読ませる面白さはあります。個人的には『デジャビュ』が一番面白いと思いました。2013/06/28
