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内容説明
一軒のイタリア料理店が日本を変えた。’60年開店以来、きらめく才能達が集う伝説のレストラン「キャンティ」。そのオーナーにして稀有な国際人といわれた川添浩史・梶子夫妻の生涯と「キャンティ」を愛する客達の青春を描いた書き下ろし長編ノンフィクション。
目次
1 桜の季節
2 パリへ渡る
3 高松宮と「光輪閣」
4 アヅマカブキ旋風
5 キャパとの再会
6 梶子
7 浩史との再婚
8 60年代のはじまり
9 ロカビリーの頃
10 カフェ・ソサエティ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MASA123
9
川添象郎「象の記憶」 つながりで読みました。美しく保管されていた地元図書館の書庫本です。 物語は、キャンティの常連だった福沢幸雄の通夜に、親友のレーサー・生沢徹が現れる場面から始まります。 1969年2月に、レーサーでファッションリーダーでもあった福沢幸雄がトヨタ車の走行試験中に事故死します、享年25歳。通夜に現れた生沢は、参列者が二つのグループに分かれていることに気づきます。一方は垢抜けしない自動車関係者、もう一方は流行の衣装に身を包んだモデル、芸能人、ミュージシャンたち、「キャンティ族」だ・・・2023/10/20
ウチ●
3
日本の60年代を語る上で外せないな人々が集った伝説のイタリアンレストラン「キャンティ」。更には、そのチルドレン達が80年代日本のトレンドを牽引していった。キャンティを作り上げ若くして亡くなった川添浩史・梶子夫妻の物語。心の拠り所を求めた若き才能たちに様々な機会を提供し、その背中を押した。詳しくは本書を紐解いていただくとしても、その交友の広さには舌を巻く。巻頭にあるキャパ、サンローランとの写真も一見の価値。当時の六本木を知る人には懐かしく、知らない人には新鮮な芸能・社交界の交友関係も窺い知ることができる。2017/01/15
chitose511
2
こういう人、どう評価すればいいのかわからない。確かにセンスはあったのだろうけど、それよりも持っていた情報が時代に合ったから上手く行ったってことの方が大きいきがする。ハッタリかまして光輪閣の支配人になったくだりもバレないと思ってやったんだろうけどなんだかなあという気が。2016/03/14
vierge
2
ノスタルジィーーー♡2014/08/30
なごみ*こはる
1
☆☆2020/07/11
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