内容説明
自分を選べ。嫌われることをおそれないで。人は人、自分は自分。人を変えようとせずに自分が変わればいい。自分であることの勇気。アドラー本人の著作、最高傑作!この一冊で「人間のすべて」がわかる。
目次
第1章 人間は動いて成長する
第2章 人間は集い群れるから強くなれる
第3章 こうして人間の性格はつくられる
第4章 こうして人間社会を生きていく
第5章 なぜ人間は評価されたがるのか
第6章 どのように人間は準備するのか
第7章 どうして男と女は関係するのか
第8章 こうして環境に人間はつくられる
著者等紹介
アドラー,アルフレッド[アドラー,アルフレッド] [Adler,Alfred]
1870年‐1937年。オーストリア出身の精神科医、心理学者、社会理論家。フロイトおよびユングとともに現代のパーソナリティ理論や心理療法を確立し、個人心理学を創始した。実践的な心理学は、多くの人々の共感を呼び、アドラーリバイバルともいうべき流行を生んでいる
長谷川早苗[ハセガワサナエ]
独日翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ホシ
18
原著を二分冊したうちの前半を新書にしたとのこと。すべてを理解できていませんが、人間の性格や行動がいかに形成されるかを論じるとともに人として望ましくあるためには「共同体感覚」に基づく教育の重要であると論じられます。たしかアドラーが共同体感覚を提唱したことで何人かの弟子は彼の元を離れていったんだよね。本書を読んでも共同体感覚がいかなる感覚なのか学術的な説明はありません。そりゃ弟子も離れていくわな。現在の共同体感覚に対する学術的位置づけは分かりませんが、私はアドラーの論説を受け入れらます。2025/10/04
せきも
0
人は表面に出る行動や言動だけでとらえられない点や幼い頃の基本的な目標がその後にずっと影響を与えるというところは非常に興味深かったですね。様々な要素が複雑に絡んでいるので理解するのは難しいと感じました。2025/08/03
-
- 電子書籍
- 愛蔵版 魔界屋リリー 白銀のプリンセス