内容説明
人はなんのために生きるのか?人生がうまくいく人、いかない人の分かれ目とは?アドラーが「人間の正体」を明らかにしていく。
目次
第1章 人間はなんのために生きるのか
第2章 「心」と「体」はどちらが上か
第3章 だれもが劣等感を抱えている
第4章 古い記憶が伝えること
第5章 夢が伝えること
著者等紹介
アドラー,アルフレッド[アドラー,アルフレッド] [Adler,Alfred]
1870年~1937年。オーストリア出身の精神科医、心理学者、社会理論家。フロイトおよびユングとともに現代のパーソナリティ理論や心理療法を確立し、個人心理学を創始した。実践的な心理学は、多くの人々の共感を呼び、アドラーリバイバルともいうべき流行を生んでいる
坂東智子[バンドウトモコ]
翻訳者。上智大学文学部英文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう
2
哲学的な本。人生の課題は3つで、「仕事」「人とのつながり」「性」らしい。これらを解決するためにはどうするか。それは他人と協力することだという。全ての人間は、他の人間と協力することで大きな成果を得られる。他人と協力する意識を持っているかどうかは、その人独自の世界観「ライフスタイル」がどのように確立されたかによる。これが他人と協力することに重きを置かないものだと孤立し、人生の課題を解決できなくなるということだ。自分自身のためではなく、誰かのために。ギブの精神をもって人生を全うしよう。2022/03/19
katou mama
1
アドラーの著作で、エッセンスの詰まった一冊。 人間は何かしらの文脈の中で生き、それに意味を与える存在なんだと強く感じた。2023/01/22
リンタ0209
0
コンプレックスは悪いことではない。より良い方向に行きたいものだと理解する。 今、辛い中にもより良い方向にいく行動や気持ちがあるんだなと思う。2023/05/31