内容説明
自殺願望、統合失調、躁うつ病、アルコール依存症。ケーススタディから探る「神経症というもの」。アドラーの名著『Problems of Neurosis』邦訳。
目次
第1章 心の不安は、どこからくるのか
第2章 人は、なぜ統合失調症になるのか
第3章 母親は、子どもの心にどう影響するのか
第4章 結婚は、心にどう影響するのか
第5章 心は身体に、なにを引き起こすのか
第6章 人は、なぜうつ病になるのか
第7章 一人っ子、第1子、第2子、それぞれ、どう成長するのか
第8章 甘やかされた子どもは、どうなるのか
第9章 精神障害は、なにを引き起こすのか
第10章 心は、仕事にどう影響するのか
第11章 夢の中で、なにが起こっているのか
著者等紹介
アドラー,アルフレッド[アドラー,アルフレッド] [Adler,Alfred]
1870年‐1937年。オーストリア出身の精神科医、心理学者、社会理論家。フロイトおよびユングとともに現代のパーソナリティ理論や心理療法を確立し、個人心理学を創始した。実践的な心理学は、多くの人々の共感を呼び、アドラーリバイバルともいうべき流行を生んでいる
長谷川早苗[ハセガワサナエ]
独日翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒデミン@もも
33
アドラーの偉大さがわかる。2019/11/02
ゆきらぱ
30
アドラー、1870年生まれの精神科医。内容は確かに古いのかもしれないが、納得のいくところが多く、参考になった。というより今年やや心が不調だった私にとっては救いになった。名訳にも感謝。2019/12/18
はな
3
個人の優越感を追求するのを目的にしたら生きにくい。 社会とか周り人たちの幸せを目的にできたら幸せかな。 自分自身、問題から回避するような方法で満足して、問題を直視したり、乗り越えたり、その先によりよい生活を送れる可能性が0でないことを忘れないようにしたいと思った。希望をもって生きていると満足していたが、希望にも色んな側面と強弱があるのかなと、満足するのは少し違うかなと思った。自分の人生に関係ない事柄のように思えても、自分の人生に起こり得たこと。2021/08/27
ジム
2
なぜ他者の存在が気になるのか。2019/07/04
弥都
1
大きな理由ではないことでも不安に感じて落ち込む質です。そのようになる心理状態を知りたくて手に取ったのだけど、訳に馴染めず、読み切れなかった。筆法が堅い説明的で訳したまんまという印象。原文に忠実なのもいいが、アドラー氏の著書は翻訳者を選定して読みたいと思った。2025/03/17
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- 和書
- 今日もぼっちです。