内容説明
「もういつ死んでもいいという感覚にはすばらしい解放感がある。」老年は、大いに冒険すればいい。“自分流”老いの境地を楽しむ方法。
目次
1 冒険は老年のためのもの
2 老年は誰もが孤独
3 老人が健康に暮らすには
4 老いや死を超えるには
5 人生の最後の時間の幸せ
著者等紹介
曽野綾子[ソノアヤコ]
1931年東京生まれ。聖心女子大学文学部英文科卒業。79年ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章、87年(『湖水誕生』により)土木学会著作賞を受賞、93年恩賜賞・日本芸術院賞受賞、93年日本芸術院会員、95年日本放送協会放送文化賞受賞、97年海外邦人宣教者活動援助後援会代表として吉川英治文化賞を受賞ならびに読売国際協力賞を受賞。2003年文化功労者となる。2012年菊池寛賞受賞。1995年から2005年まで日本財団会長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひらちゃん
58
もう少し歳を重ねてから読んでも良かったかな。まだまだ自由な時間を作れない。ちょっと先の楽しみにしよう。それまでに冒険できる元気を持てるよう課題だ。2016/08/23
る-さん
1
「人間というのは、制度がいかに整備されていても、物質的に豊かであっても、それだけで心が満たされるものではありません。いついかなるときでも、自分で幸せになる道を見つけて、自分自身を見失わずに生きるしかない。」これは老年とて同じだということなのだろう。選んで生きること、またその選択の結果に文句を言わないこと。必要な物質の限度を知り、得たものを少しずつ始末して帳尻を合わせていくこと。「私の実感によると、人生の面白さは、そのために払った犠牲や危険とかなり正確に比例している。」老年の冒険を後押しする理由となりうるか2023/09/18
一彩
1
家中に鏡を十枚おいた知人の話・・・どの年代にも必要かも2015/03/19
ブロッコリー
0
図書館。「 もちろん私にも生き方の好みはある。 ゆで卵のかたさに好みがある程度に 、こういう生き方が楽そうでいいとかこう生きられたら 素敵だという感じの 好みはある。」 という感じの本。 2020/03/19
かんな
0
抽斗を1つf´・ω・`)空にしようと思いました。今度の休日。2019/10/11