内容説明
イギリス人ジャーナリストのベンジャミン・ミーは、動物園つきの住宅を買おうとする。だが廃園の危機に瀕した動物園は荒れていた。動物の飼育環境は悪く、スタッフの気持ちもすさんでいる。新オーナーになったベンジャミンは、財政難、老朽化した施設、猛獣の脱走など、次々に迫り来る問題を解決しながら、家族やスタッフの絆を固くしていく。そんな中、妻キャサリンの脳腫瘍が再発する。大きな夢に挑戦し、多くの困難や悲しみを乗り越えて再生を図る家族と動物園を描いた珠玉のヒューマンドキュメンタリー。
目次
第1章 フランスの羊舎
第2章 冒険の始まり
第3章 動物園での新生活
第4章 我慢の三カ月
第5章 キャサリン
第6章 新しいスタッフ
第7章 動物園の動物たち
第8章 資金が底をつく
第9章 動物園オープンの日
著者等紹介
ミー,ベンジャミン[ミー,ベンジャミン][Mee,Benjamin]
物語の舞台であるダートムーア動物学公園の園長。以前は、ジャーナリストとして、動物の知能や行動に関する書籍を手がけ、英国の新聞『ガーディアン・ウィークエンド』でDIY(日曜大工)に関する人気コラムを担当していた。心理学の学位を持ち、動物の行動を日々、研究している
成瀬まゆみ[ナルセマユミ]
「自分らしく豊かに生きる」をテーマに、翻訳プロデュース・翻訳・研修を行っている
水野麻子[ミズノアサコ]
有限会社サグラーシェ代表。特許翻訳の仕事をしながら、翻訳の指導にあたり、指導歴15年のキャリアを持つ。翻訳ソフトの開発コンサルタント、翻訳会社へのコンサルティングなどにも携わる。現在は執筆活動に力を入れている
白木耀子[シラキヨウコ]
翻訳家。宮城県出身。幼い頃からの本好きが高じて翻訳の道に。大学で英文学を学び、卒業後は会社勤めをしながら、翻訳の勉強を続ける。『幸せへのキセキ―動物園を買った家族の物語』が翻訳家デビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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