内容説明
一冊の詩集を残し自死した17才の少女と、遺書を托された教師との半世紀をかけての魂の交響、時代への鎮魂曲。
目次
詩集 碧いガラスの靴(小池玲子)(少年;人間ではないもの;夜の青い空;樹;私は地球の傍観者 ほか)
童話(小池玲子)
『碧いガラスの靴』と武甲山(中川曠人)(武甲山;風;詩集『赤い木馬』;樹;『バスの中で』)
礫(中川曠人)
付・自筆「詩集」ノート 碧いガラスの靴
著者等紹介
小池玲子[コイケレイコ]
1947年10月8日、秩父市生まれ。1963年4月、都立国立高校入学。1965年2月19日自死。享年17。没後、詩集『赤い木馬』(黄土社、1966年)刊行
中川曠人[ナカガワヒロト]
1921年3月9日、東京生まれ。1923年から39年まで北海道で育つ。1946年、国学院大学国文科卒業。1947年から63年、都立鷺宮高校、1963年から81年、都立国立高校の国語教師として勤務。同人誌歴、「渋谷文学」「第一次ノヴィス」「山の樹」「雲」「第二次ノヴィス」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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