出版社内容情報
英語はどのように世界を席捲してきたか。その歴史を広く辿りつつ、イギリス英語がアメリカ英語にとって変わられる現状を問う。
内容説明
英語はどのようにして世界を席捲してきたか。その歴史を広く辿りつつ、イギリス英語がアメリカ英語にとって変わられる現状を問う。英語教育への警鐘。
目次
英語への旅(英語は鯨に乗って;悪魔の言葉?;エルベの英語;英語、フランス香水で装った、このドイツの輸出品;フランスはなぜ、英王家を愛し、英語を憎むか;ビスマルクができなかったこと;フランスの足引き作戦;一番乗りの悲劇、アメリカ大陸版 ほか)
「新人類」への旅
著者等紹介
エルヌフ,ピュス[エルヌフ,ピュス] [Ernouf,Puce]
ジュヌヴィエーヴ(ピュス)・エルヌフ。トゥール大学、医学・薬学部および理学部卒、薬学国家博士。トゥール大学、医学・薬学部助手。上ノルマンディ大学、医学・薬学部(ルアン市)教授。厚生省付き薬事監察官
内田謙二[ウチダケンジ]
東京大学卒業後、渡欧。現在フランス在住。欧州特許および商標弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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R
5
英語がどうできたか、そしてどういう言語かということについて独自の解説をした本でした。かつて、支配層はフランス語が主流であったという事実や、英語が市民の言葉で、アメリカ英語やイギリス英語という差は、フランス寄りか、ドイツ寄りかの言語的な血筋があるといった話から、英語のこれから、世界的に英語の方言が独立しつつあるだとか、非常に面白い指摘だと感じました。フランス語との比較において、英語は語彙が少ないため不確かな言語であるという指摘はなるほどとも思えて、興味深い本でした。2014/11/07
kan
2
「考える言葉」と「伝える言葉」は違うことを前提に、英語が「伝える言葉」として世界標準となっているが、伝えるために簡単化されるグロービッシュ英語では本当の思考はできないと指摘。母語の大切さを再認識。2014/11/30
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