内容説明
「自分の頭で考えよう」と伝えてきた教員と生徒たちによる「私たちの卒業式」奪還ドキュメント。
目次
１ 私の“戦争責任”
２ キーワードは「自分の頭で考える」
３ 私たちの卒業式だから
４ 教育行政が学校を壊すとき
５ 異動要綱改悪と「１０・２３通達」、そして停職「出勤」
「君が代不起立」は私の教育実践―増補版への「あとがき」
著者等紹介
根津公子［ネズキミコ］
１９５０年神奈川県生まれ。１９７０年４月～２０１１年３月、東京公立学校・都立学校教員。都教育委員会による現役中の処分は１１回。「君が代不起立」では、定職６カ月処分・３回を受ける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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えんさん(연싼)@読書メーター
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入学式や卒業式での日の丸掲揚に反対し、君が代不起立により処分された一人の教員の経験が綴られたもの。読んでいる間、根津さんの授業に対する校長や教育委員会の圧力に、ただただ、ありえないの言葉しか出なかった。学校は子どもたちが主役であるはずなのに、国家は都合の良い国民を作ろうとする。また、子どもたちの身近な見本となる教師の姿を問い直す一冊。2014/07/09
