内容説明
わからないことがあったら、自分で調べて考えなさい、と先生たちはいつも言うのに、「日の丸・君が代」のことになると、歌詞の意味さえ教えられないで、歌うことを強要されるのはどうしてだろう?「自分の頭で考えよう」と生徒に問いかけ続けた家庭科教師のドキュメント。
目次
1 私の“戦争責任”(みかん農家に生まれて;学校では教わらなかったこと ほか)
2 キーワードは「自分の頭で考える」(家庭科は男女差別の教科です。;人権・反差別をテーマに平和学習)
3 私たちの卒業式だから(「日の丸・君が代」の特設授業;93年度卒業式 ほか)
4 教育行政が学校を壊すとき(“指導力不足等教員”へのプロローグ;「こいつオカマだぜ」 ほか)
5 異動要綱の改悪と「10・23通達」、そして停職「出勤」(異動要綱の改悪;「10・23通達」とは ほか)
著者等紹介
根津公子[ネズキミコ]
1950年神奈川県生まれ。中学校教員(家庭科)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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