内容説明
有事法制が成立。―第九条が改悪の危機に直面している現在、戦争と訣別する道を追求する。
目次
序章 有事法制は平和憲法体制を根底から破壊する!
第1章 武力信仰からの脱却を
第2章 憲法第九条はどこから来て、どのようにして空洞化されたか
第3章 対米軍事協力「新ガイドライン関連法」批判
第4章 第九条をめぐるトピックス
第5章 憲法調査会は何をしているか
第6章 二〇世紀の反省、二一世紀への展望
終章 有事法制が開示したもの―日本国憲法前文・第九条の人類史的な位置と意味
著者等紹介
伊藤成彦[イトウナリヒコ]
1931年石川県金沢市に生まれる。東京大学文学部ドイツ文学科卒業、同大学院で国際関係論、社会運動・思想史専攻。現在、中央大学名誉教授。文芸評論家。ローザ・ルクセンブルク国際協会代表
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