内容説明
スターリン政権、ペレストロイカ、連邦崩壊―激動の時代を演劇を通して人間の自由と愛と希望を表現し続けた作家・演出家・俳優たち。その苦難と創造の現場に30数年にわたって親しく立ち会った著者の、ロシア演劇に寄せる心からの愛のメッセージ。写真104葉を収録する。
目次
出会いと別れ1(飯沢匡先生のお便り;トフストノーゴフと三人の女性 ほか)
出会いと別れ2(チェーホフの故郷にいってきた;俳優セルゲイ・ユルスキイとの出会い ほか)
八〇年代のロシア演劇(一九八四年春の舞台;トフストノーゴフの方法 ほか)
九〇年代から二一世紀へかけて(『牛乳屋テヴィエ物語』;『牛乳屋テヴィエ物語』をめぐるいろいろ ほか)