内容説明
鶴屋南北の不朽の名作『東海道四谷怪談』を、たんに演劇史の枠内にとどめることなく、広い精神史の地平で論じ、画期的な評価を得た名著(岩波新書・1984年)のほか、1964年に上演された戯曲『新版(うらおもて)四谷怪談』及び関連論考10篇収録。
目次
四谷怪談―悪意と笑い
新版(うらおもて)四谷怪談二幕八場
化身する肉体―悪所の想像力
ある超越のかたち
閻浮に流転する亡霊
諧謔とグロテスク―切首と蟇・累とお岩
蟇と幻術と反逆と船頭
下郎の袖介
南北の『四谷怪談』
南北色彩考―雀色と黒〔ほか〕
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