内容説明
ついに大蔵省の支配体制崩壊!次に何が起こるのか!?金融開国に揺れ動く日本。問題の本質は何か。明治新政府の英知にこそ「必勝のシナリオ」がある。
目次
第1章 かくて大蔵省の“首”は落ちた―今、明治維新のどこに学ぶのか
第2章 「ユダヤ化」に向かう現代世界―ボーダレス時代の「成功法則」を明かす
第3章 すべての根源は「税」にあり―私有財産の尊重こそが、繁栄への道
第4章 「社会主義の呪縛」からの脱却―私有財産こそ、国力の源泉
第5章 かくて日本は生まれ変わる―「歴史の鉄則」を活かすには
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
snow
1
幕末から日露戦争、第二次世界大戦など歴史と現代を対比させながら考察されていておもしろい。ブロック経済からグローバル経済、ユダヤ人以外が進めてきたというのが興味深い。また「税」について1章使われている。私たちはいまの税金は当たり前と思っているが、戦前の税金は低かった。緊急事態ということで税金が上がり、それがいまでも続いている。相続税や累進課税制度。平成10年発行の本なのでいまと多少状況は変わっているだろうが、なんとなく当たり前だと思っていた税金について考えさせられる。2022/01/10
はぴふる
0
980811