目次
1 発端(八月六日)
2 原爆が落ちてから
3 足は痛いが
4 先生がいる、友達がいる
5 生き残ったら悪いのか?
6 それでもお前は人間か
著者等紹介
秋山勝彦[アキヤマカツヒコ]
1940(昭和15)年広島市生まれ。1963年(昭和38)年早稲田大学卒業後、建設会社に勤務。1999(平成11)年退職後、川越市の「語りの会」に所属、語り部活動をはじめる。平成13年、遠野の語り部・阿部ヤエさんの勧めで取り組んだ被爆体験の語り「ぼくの戦争その1」を初めて発表。以来各地で、被爆の体験を子どもたちに伝える活動をおこなっている。現在、奈良市在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読み人知らず
1
たくさんのマネキンを用意して、もういちど広島の原爆について再現する、とか、被爆した方々の内臓を取って観察する、とか。 2007/07/04
ろうず
0
原爆にあった秋山さんがずっと体験を口にせずにきたこと。そういう方の気持ちもとてもよく分かった。しかし伝えねばと思い直してこの本を書いて下さったことに深く感謝したい。 しかし、たとえ中学生のケンカとはいえ、「この原爆の生き残りが!」という言葉を口にした人がいたという事実に驚愕した。初めてきいた。他にもそういう人がいたのだろうか。あまりにも心無い言葉だ。2014/05/28