内容説明
文部科学省の調査でも、体格の向上に反比例して、運動神経の鈍い子が増えている。運動神経がのびるチャンスは一生に三度あるが、その一つである幼児期に豊かな運動経験を積ませているか?運動神経の良い悪いは遺伝ではない。動きが育てば体も育つ。運動発達論に基づいて、幼児期の遊び・運動のプログラムを提起する。動きがわかるCD‐ROM付き。上・幼児期、中・小学生、下・中学生の三部構成。
目次
1 どの子ものびる運動神経(運動神経がよいとは?;運動発達のゴールデンエイジ;乳児の運動発達;幼児期における運動発達(就学前の時期、1~5歳))
2 幼児の運動神経をよくする運動(活動に入る前に;運動神経をのばす遊び・運動例)
著者等紹介
白石豊[シライシユタカ]
1954年、岐阜県生まれ。1976年、東京教育大学体育学部卒業、1979年、筑波大学大学院体育研究科修了。筑波大学体育科学系文部技官を経て、現在、福島大学教育学部教授、「スポーツ運動学」。プロ野球、Jリーグ、オリンピックチームなどのメンタルコーチを務める。国際体操連盟スポーツ科学委員
広瀬仁美[ヒロセヒトミ]
1958年、大阪府生まれ。1981年、筑波大学体育専門学群卒業、1997年、福島大学大学院教育学部保健体育科修了。(株)河合楽器製作所体育事業部体育研究室、(財)世田谷区保健センターに勤務し、現在、桜の聖母短期大学非常勤講師、福島学院短期大学非常勤講師。保育所、生涯学習センターなどで、幼児から高齢者を対象にした健康・運動指導にあたっている
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