内容説明
環境学とはいったいどのような学問なのか。そのエッセンスを簡潔にやさしく紹介したのが本書。巻末には、『これから始める環境教育・学習らくらくガイド』というコーナーで、「(学校や地域や企業で)環境教育を実施したいが、どのように進めたらよいのか?」「これから環境学を勉強したいが、どうしたらよいのだろう?」といった疑問に、要点を絞って簡潔に答えた。
目次
第1章 そもそも「環境学」とは何か?
第2章 地球を知る―地球・生命史をたどりつつ
第3章 人間とその活動―人類史をたどりつつ
第4章 地球環境時代のビジョン―環境問題史から考える
第5章 環境保全技術―モノづくりとエネルギー利用について
第6章 社会を変える―制度の改革から環境教育まで
付 これから始める環境教育・学習らくらくガイド
著者等紹介
藤平和俊[フジヒラカズトシ]
1954年東京生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。環境学研究所代表。環境学を「地球環境の有限性に立脚して、人間が、その活動を適正状態に制御することを目的として構築される学問体系」と捉え、先駆的な研究を続けている
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