内容説明
2000年、介護と福祉はどうなる。変質がすすむ医療・福祉の現場で、人間らしくゆたかな介護と生きがいある労働をもとめるなかで探求した、今ほんとうに必要なことをリアルに提起する。
目次
第1部 いま、介護をめぐる労働に求められるもの―変容する福祉・医療の現場から(介護保険と医療現場―医療ソーシャルワーカーの視点から;介護保険と社会福祉施設―どうなる特別養護老人ホーム;利用者と共感できる福祉労働―ホームヘルプ労働を中心に;介護保険とケアマネジメント;介護保険と権利擁護)
第2部 地域福祉と介護保障のネットワーク(総合的な生活保障と地域ネットワークの確立;介護保険時代の社会福祉協議会;福祉事務所と地域ケアシステム―京都市の福祉事務所の実践を中心に)