雪踏をめぐる人びと―近代はきもの風俗史

雪踏をめぐる人びと―近代はきもの風俗史

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784876993925
  • NDC分類 383.2
  • Cコード C0021

内容説明

雪踏(雪駄)の起源に千利休は関係していたのか、大坂商人と対等に渡り合う「かわた」村の雪踏商人、平人から「かわた」村にやってきた雪踏職人…。身分制社会のなかにあって、「身分を越える」ことを可能にしたのが「雪踏」という履き物の存在だった。江戸時代の「風俗」と「人間」を、雪踏をつくり・売り・履き、直した人たちを通してえがく。

目次

序章 雪駄・雪踏とは
第1章 千利休―雪踏の起源をめぐって
第2章 加島屋利兵衛忰虎吉―身分を越える雪踏職人
第3章 河内屋藤兵衛と小間物屋五兵衛―「かわた」村の雪踏商人
第4章 大坂の竹皮屋・近江屋善助―嘉永三年「竹皮一件」と雪踏表づくり
第5章 長五郎と清七―町と村の雪踏直し

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まこ

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雪駄に鼻緒を縫い付けるのをやめた人を許さない。 おもしろい。雪駄と人々というテーマ。雪駄を作るには革が必要なので、革を扱う穢多と町人、雪駄の関係というのが主に扱われてる。でもこういうところに触れるならもっと雪駄の縁取りについても書いてほしかった。 2023/05/02

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