感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
neimu
2
何だかこんな風に描かれると、平塚雷鳥も時代に翻弄されている女性だけれど、意識するしないにかかわらず最先端を突っ走っていたので、女性解放運動のシンボルになっていたという雰囲気。それと、良き理解者、伴侶がいたから女性として充実できましたという落ちがあって、やはり漫画だなあと感じてしまった。伝記にするには力量不足な話の流れ。きちんとした伝記本を読んだ方がイメージが凝り固まらなくていいと思わされる一冊。2011/07/22
