倫理への問いと大学の使命

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 267p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784876989447
  • NDC分類 377.15
  • Cコード C1030

内容説明

生命操作さえ可能になるほど高度に発展し専門分化していく研究。そこには高い責任がともなうが、そもそも研究における倫理とは何なのか。それは研究の自由を制限するのか拡大するのか?一方で、若者の多くが大学に進学し、キャンパスでの生活スタイルと価値観が多様化する時代、ともすれば規範的に語らざるを得ない倫理の教育は可能なのか?―専門職倫理、生命倫理とケアの教育、研究の自由と倫理、教養教育と倫理、など、大学の使命の根幹に関わるテーマで19人が提言。

目次

序論 倫理への問いと大学の使命
第1部 専門家としての倫理(専門職の倫理;良き技術者をめざすための工学倫理 ほか)
第2部 生命倫理とケアの教育と実践(生命倫理の教育と実践;終末期がん患者へのスピリチュアルケアとその教育 ほか)
第3部 研究の自由と倫理(科学者の倫理と行動規範;倫理への挑戦は生命科学研究の自由を拡大するか? ほか)
第4部 教養教育と倫理の形成(規範の揺らぎの現象―大学の哲学・倫理教育の使命;出席メールによる対話と人間形成 ほか)

著者等紹介

位田隆一[イダリュウイチ]
京都大学大学院法学研究科教授、国際法・国際機構法、生命倫理

片井修[カタイオサム]
京都大学大学院情報学研究科教授、システム科学・人工知能

水谷雅彦[ミズタニマサヒコ]
京都大学大学院文学研究科教授、倫理学・応用倫理学

矢野智司[ヤノサトジ]
京都大学大学院教育学研究科教授、教育哲学・教育人間学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品