内容説明
強大な軍事力で新植民地主義戦争を推し進めたアメリカに、ヴェトナム民衆はなぜ勝利出来たのか。侵略者からは「赤いナポレオン」と怖れられながら、民衆からは深く敬愛され、2013年に102歳で亡くなった「救国の英雄」の回顧録。そこに描かれる勇敢で強かなヴェトナムの姿から、グローバリズムの時代にわれわれがどう振る舞うべきか、を学ぶ。
目次
第1章 空のディエンビエンフー戦
第2章 歴史的会議
第3章 戦略基本案と勝機案
第4章 戦略的決断
第5章 痛点への打撃
第6章 攻勢を総攻勢へ
第7章 サイゴン包囲作戦開始
第8章 チュオンサ島嶼の解放
第9章 ホーチミン作戦
第10章 回想
著者等紹介
古川久雄[フルカワヒサオ]
1940年神戸生まれ。1963年京都大学農学部農芸化学科卒業。1968年京都大学大学院農学研究科中退、京都大学農学部助手、1978年京都大学東南アジア研究センター助教授、1988年同教授、1998年京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究科教授。2003年退職。京都大学農学博士、同名誉教授。現在、NPO法人平和環境もやいネット理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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