学術選書<br> 江戸の庭園―将軍から庶民まで

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学術選書
江戸の庭園―将軍から庶民まで

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  • サイズ B6判/ページ数 273p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784876988440
  • NDC分類 629.21
  • Cコード C1361

内容説明

東京と大阪の違いはなんだろう?その一つが、緑地である。東京には大阪に比べ圧倒的に広い緑地―庭園―があり、その多くは大名庭園に由来する。しかし大阪との違いを説明する理由は、どうもそれだけではなさそうだ。将軍や大名の庭園はもちろん、これまであまり重視されなかった町人や農民の庭と、それらを支えた技術集団―植木屋―の活動に注目し、植木鉢から大庭園まで、園芸の隆盛をとおして、江戸・東京の魅力のルーツに迫る。

目次

第1章 江戸の植木屋
第2章 将軍の庭園―江戸城本丸・西の丸・二の丸
第3章 将軍の庭園―江戸城吹上・浜御殿
第4章 大名の庭園―海・河川の利用
第5章 大名の庭園―上水・湧水の利用
第6章 旗本・御家人の庭園
第7章 寺院・神社の庭園
第8章 農民・町人の庭園
第9章 膨張する都市江戸
おわりに 庭園の功罪と江戸からの警告

著者等紹介

飛田範夫[ヒダノリオ]
長岡造形大学教授。1947年東京に生まれる。1977年京都大学農学研究科博士課程中退。京都大学論文博士(農学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yooou

6
江戸の開拓・衰勢の間で生まれて消えた庭園たち。切り口は絶妙でしたがやや大味。干潟を与えた上下関係とか、植木を育てた職人や下級武士の姿などもっともっと深く掘り下げていって欲しかった。2015/01/11

栗山いなり

4
江戸時代における江戸の庭園文化の変遷を辿った本。江戸の庭園の歴史が江戸時代の町人文化と経済活動の発展とリンクする形で流れていった事と江戸の大都市化が庭園文化を育んでいった要因になった事が分かる一冊2019/01/06

屋根裏の塩

1
将軍の訪れた六義園など大名藩邸の庭園をはじめ、寺院の庭、庶民の訪れた庭(今でいう公園のようなものか)など、かつて江戸にあった多くの庭園を紹介。2010/04/26

Teo

1
江戸に数多ある庭園が江戸時代どの様に作られたのかを調べていくつかに分類したもの。ただ、記述がいつどの様な背景で作られたかが主である為、庭園そのものの味わいを語る部分は少ない。この本はそもも江戸と大坂(当時は大坂)の違いは何か、それは江戸に大名庭園をはじめとした庭園が多い事ではないかで始まっているので、次の本では大坂について述べられる筈。2009/08/28

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