学術選書<br> 脳科学のテーブル

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脳科学のテーブル

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  • サイズ B6判/ページ数 199p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784876988341
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C1347

内容説明

人間はどこまで「脳」の謎に迫れるのか?世界の研究をリードした重鎮と第一線の研究者が、未知の世界へ踏み込んだ先人たちの業績を振り返り、研究史を切り開いた諸概念と近未来のテーマを闊達に語る。最先端の巨大科学となった研究も、人の営みの積み重ねによって展開していく。科学と科学者のあり方を、研究者自身の体験から生き生きと描き出すことで、過去から現在、未来へと見渡す脳研究の鳥瞰図。

目次

第1部 神経科学と理論研究のインタラクションは何を生んだか(神経科学との出会い―なぜ、数理であり、物理であり心理であるのか;前電気生理学の時代から電気生理学の時代へ;電気生理学の時代;神経科学前夜;神経科学の時代;神経科学の将来)
幕間の解説 理論神経科学史のアウトライン―二つの対談を理解するために(精神の座としての脳;神経回路とその機能(1940年代の「理論」)
パーセプトロン(1957‐60年代)
ホログラフィックメモリー(1960年代)
連想記憶モデル(1960‐70年代)
自己組織化モデル(1970‐80年代)
コネクショニズム(1980年代))
第2部 ニューロコンピューティング研究は何を生んだか(爆発的発展の前夜の暈気;「バイオニクス」の時代から「コネクショニズム」前夜まで;「コネクショニズム」の時代;ニューコンピューティングの現在と課題)

著者等紹介

外山敬介[トヤマケイスケ]
京都府立医科大学・名誉教授

甘利俊一[アマリシュンイチ]
理化学研究所脳科学総合研究センター・センター長

篠本滋[シノモトシゲル]
京都大学大学院理学研究科・准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

柳瀬敬二

4
脳科学(神経科学)の教授陣による、神経科学史の振り返りと将来の展望をテーマに扱った対談本。パヴロフやスキナーといった有名どころの学者も出てくるのだが、後半は専門用語が飛び交うので所々付されている用語解説を読んでもかなり分かり辛い。おそらく読者対象となり得るのは脳科学に近い分野を専攻している研究者か脳科学を専攻しようとしている学生くらいだろう。自分としては、神経科学がかなり物理学的なアプローチを行ってきたことを知ることができたが、明らかに一般向けの書物ではない。2015/06/06

U-tan

0
日本の理論よりの神経科学のお偉い中高年の座談会二本と神経科学史解説一本.初出は「神経回路学会誌」に 2006 年「神経科学と理論研究の交流から生まれたもの」と「電子情報通信学会誌」に2005 年「ニューロコンピューティング研究から生まれたもの」.解説は篠本滋.2014/12/14

コマイヌ

0
分からない専門用語や人名が多くて調べなかったから流し読み 工学の方がよっぽど夢があるというか見通しが立つ2014/10/01

塀(へい)

0
非常に面白かった。ブッ飛んでいる研究者のエピソードを読むと、頑張らないとなぁと思えてくる。2013/11/11

Ryosuke Tanaka

0
この本の前半は、先日勧められて読んだノーベル賞の神経科学云々という本をまとめてらした外山先生を囲む対談なんだけど、あの本の後半に登場した人たちのエピソードは実際に外山先生が同時代の研究者として見聞きしてきた内容だということが判明。生きる戦後日本神経科学史という感じ。後半のより理論的な話も機械学習の話を思い出しながら読むと前史がわかって楽しかった。2013/07/21

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