学術選書<br> 古代エジプト文明社会の形成―諸文明の起源〈2〉

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古代エジプト文明社会の形成―諸文明の起源〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 347p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784876988129
  • NDC分類 242
  • Cコード C1320

内容説明

ピラミッド、スフィンクス、ツタンカーメン…世界四大文明のなかで、現代もなおアピール度の高さで群を抜くエジプト。3000年続いた王朝国家、ということだけでも古代文明屈指の成熟度を示す。本書の主役も「王朝」ではあるが、重点はむしろそこに至る過程にある。ナイル河を中心とする自然環境と、それと戦い、かつ利用して獲得された生活がどのようなものであったか。やがて文明社会が形成されて国家の誕生に至るまでを、簡潔に、そして鮮やかに描き出す。

目次

第1章 古代エジプトの自然環境
第2章 古代エジプトの歴史概観
第3章 古代エジプトの生活様式
第4章 古代エジプトの王と国家
第5章 古代エジプトの集落と外国
第6章 古代エジプトの宗教
第7章 古代エジプトの文字と図像表現
終章 古代エジプト文明の形成

著者等紹介

高宮いづみ[タカミヤイズミ]
近畿大学文芸学部・国際人文科学研究所助教授。早稲田大学エジプト学研究所客員研究員。専門は、考古学とエジプト学。1958年茨城県生まれ。1982年早稲田大学第一文学部卒。1985年早稲田大学大学院文学研究科博士課程前期修了、1991年同大学院博士課程後期満期退学。1994年ケンブリッジ大学考古・人類学科M.Phil.課程修了。文学修士、M.Phil.。早稲田大学文学部助手、早稲田大学、明治大学、聖心女子大学、信州大学、千葉大学非常勤講師を経て現在に至る。1983年以来、早稲田大学および(財)中近東文化センターのエジプト調査隊のメンバーとして、アブ・シール南遺跡をはじめとするエジプトの遺跡調査に参加。2003年からはアメリカン・リサーチ・センターのヒエラコンポリス遺跡調査隊メンバーとして、先王朝時代の集落址調査を手がける。とくにエジプトにおける初期国家形成について、および王朝時代の社会に関する考古学的研究に関心を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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いくら丼

5
ふあああ! 久々に! こんなに落ち着く学術書に! 出会えたっ……! もりもり読んでしまいました! 図や写真が多かったり、エンターテインメント性が強かったりすると、確かに「読みやすい」かもしれないですが、結局こういう文章がほっとする……というのもあるし、テーマ的に視点が広く遠かったのもそうかも。先王朝期から古王朝にかけてよくわかって嬉しかったし、王朝史や宗教観など既存の知識も大きく整理できた気がします。最後の参考文献も、テーマごとにおすすめしてくれているのが最高っ――なので、片っ端から読む時間が欲しい(泣)2022/01/29

m-bone

1
エジプト旅行のための勉強用として購入。 神殿や葬祭殿の壁画や石造りの建物、ナイル川と砂漠の位置関係、街の形状を目の前にしながら読むと、本の内容が頭と体で理解でき、非常にわかりやすかった。 文明はその土地の特性(例えば王家や高官の墓はナイル川流域ではなく砂漠側に作られたなど)が活かされて形づくられていく、という点が遺跡の残っている位置からも分かりやすい。 地図を横に置きながら読むと良いかもしれない。2018/09/28

霧島 那司

1
京大出版の諸文明の起源シリーズは、端的に、バラエティ的な要素は皆無である。 古代エジプトであれば、大衆的期待は推して知るべしであるが、当然その手の話は薄い。 而るを、それらゴシップ的な興味が刺激されずとも、文明形成のプロセスや、必要から強化された官僚機構など、示唆に富んだ内容である。 自然条件や地理関係なども図示されており、初学者であっても取っつきやすいのではなかろうか(実際、取っつきやすかった)。 但し、横文字地名や固有名詞でおめめぐるぐるな人(私のこと)は再読したほうがよいかもしれない。2014/08/12

ヴェルナーの日記

1
「日本史」せよ、「世界史」にせよ、学生時代に習う歴史は表面のみで、あまり深く掘り下げをしない(授業日数の関係上)。しかし、本来の歴史を作るのは、一部の英雄や指導者、王侯貴族ばかりではなく、大半は一般大衆であり、庶民や民衆であると思う。その意味で本作は四大文明の1つ。古代エジプト文明の大衆の生活様式や商業・工業技術の発展。言葉や文字の進化。同時の宗教観などが、とても鮮明に執筆されている。ややもすると、この手の本は専門的論文になってしまうが、本作は初心者のもわかり易く書かれて、入門書という位置づけられる作品。2013/10/28

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