稚魚―生残と変態の生理生態学

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稚魚―生残と変態の生理生態学

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  • サイズ A5判/ページ数 387p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784876987740
  • NDC分類 487.51
  • Cコード C3045

目次

第1部 試練を越えて稚魚へと“変態”(“初期減耗”(死亡)とライフサイクル
姿・形を変える―変態と幼形成熟
稚魚のゆりかご―成育場 ほか)
第2部 食べて食べられ…:摂食と被食の間の生き残り(食べる(摂食)
食べられる(被食)
学習し適応する ほか)
第3部 人の暮らしと稚魚の叫び(魚を増やそう;天然魚と飼育魚は似て非なるもの?;地球温暖化と稚魚研究 ほか)

著者等紹介

田中克[タナカマサル]
京都大学名誉教授。農学博士。NPO法人森は海の恋人理事・副代表、NPO法人ものづくり生命文明機構理事。マレーシアサバ大学持続農学研究科客員教授。1943年滋賀県大津市生まれ。コタキナバル市在住。京都大学大学院農学研究科ならびに(元)水産庁西海区水産研究所に在学・在職した四十数年にわたり、主に日本海のヒラメ・マダイならびに有明海のスズキ仔稚魚の初期生活史研究に従事。この研究から沿岸浅海域と陸域、特に森林生態系との不可分のつながりを実感し、2003年京都大学フィールド科学教育研究センターの設置とともに「森里海連環学」を提唱、自然再生の教育研究に取り組んでいる

田川正朋[タガワマサトモ]
京都大学フィールド科学教育研究センター准教授。1962年大阪府生まれ。東京大学理学研究科・動物学専攻博士課程修了、理学博士。東京大学海洋研究所助手、米国ロードアイランド大学客員研究員、京都大学農学部助手・助教授を経て、2003年より現職。専門は魚類生理学、特に魚類の卵から稚魚になるまでのホルモンの役割について研究を行っている。ヒラメ・カレイ類の変態に見られる体の左右が異なった色・形へと変化する仕組みや、アユやスズキなどの仔稚魚が川から海へ、海から川へと塩分差を克服して生きる仕組み、未受精卵中に含まれる母親由来のホルモンの役割などを、現在の主要な研究テーマとしている。日本水産学会奨励賞受賞

中山耕至[ナカヤマコウジ]
京都大学フィールド科学教育研究センター助教。1971年生まれ。京都大学農学研究科博士課程修了、博士(農学)。専門は魚類の集団遺伝学、系統学。水産動物の資源管理や増殖のための基礎情報として、種内の集団構造や種間の系統関係をミトコンドリアや核のDNAマーカー等を用いて研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Arisaku_0225

11
稚魚の本はこれで3冊目になるのかな。やはり稚魚の魅力は親とは似ても似つかない形態 と 小さな稚魚の運命を左右するダイナミックな海洋の動きの関係 にあると学生身分でありながら思わせる。日本における稚魚研究は世界最先端を走っている。それは全国にある水産試験場、大学などの研究機関で多様な研究の蓄積があるからに他ならないが、それでもまだ「分からない」ことだらけなのだ。海域によって、月日によって様々な顔と生き様を見せつける稚魚たちは今、富栄養化や地球温暖化、沿岸の開発などによって姿を消しつつある。彼らを守るために2023/06/26

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