目次
第1部 向き合い、伝え、繋がること(心の進化;志向する意識の脳内表現―自己から他者へ;言語と論理―ことばが伝えるもの ほか)
第2部 入り組む寛容・戦争・平和の論理(インド的寛容は寛容か;西洋中世の「正義」概念と戦争―トマス・アクィナスの立場から;近世ヨーロッパにおける平和と戦争のイメージ―八〇年戦争の時代のネーデルラントを中心に ほか)
第3部 多元的世界における人類知を求めて(科学的真理のステイタス―ローティ対テイラー;空と根源的構想力―西谷啓治「空と即」をめぐって;現代世界の多元性と対話の可能性 ほか)
座談 人文学の意義と手法を考える―とくに京都哲学の将来をめぐって
著者等紹介
紀平英作[キヒラエイサク]
京都大学大学院文学研究科教授。京都大学博士(文学)。京都大学大学院文学研究科修士課程修了。京都大学文学部助手、助教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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