内容説明
運動・温度・圧力…こうした日常の諸現象を説明したのが古典力学である。日常生活を科学の目で理解する営みは、文系・理系の枠を越えて、21世紀に生きる私達にとって不可欠だ。エネルギーの概念を軸に物理学の基礎を学び、科学のセンスを身につける、大学生必携の一冊。コンピュータグラフィックスによる疑似実験を収録したCD‐ROM付き。
目次
力、速度、加速度
ニュートンの運動法則
種々の拘束のある運動
万有引力とクーロン力
仕事とエネルギー
振動のエネルギー
角運動量保存則
静電場
場のエネルギー
電流、電力エネルギー
運動量保存、衝突
気体の圧力と温度
熱力学法則とエントロピー
著者等紹介
林哲介[ハヤシテツスケ]
京都大学名誉教授(星城大学長)。京都大学理学博士。1966年京都大学理学部卒、京都大学教養部教務職員、同助手、助教授、教授を経て、1992年京都大学総合人間学部教授。2003年京都大学高等教育研究開発推進センター、大学院人間・環境学研究科教授。2005年10月より2006年3月京都大学副学長・高等教育研究開発推進機構長。2006年4月より現職。専門:物性物理学・光物性。業績:固体の電子励起状態の緩和過程に関する論文等多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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