内容説明
アンシアン・レジーム末期のフランスの世相を背景に、労働者の利益を唱えたランゲの先駆的社会理論は、貧困層がなお現存する今日の世界に様々な問題を提起する。
目次
第1篇 法律の効用について
第2篇 法律の起源について
第3篇 婚姻に関係した法律の発展について
第4篇 家庭内秩序と相続または遺言による財産移譲に関係した法律の発展について
第5篇 奴隷に対する主人の権力に関する法律の発展について
著者等紹介
大津真作[オオツシンサク]
1945年大阪府に生まれる。1972年東京都立大学人文科学研究科仏文学修士課程修了。1980年甲南大学文学部助教授。現在甲南大学文学部教授。専門はヨーロッパ社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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