内容説明
アリストテレスの共同研究者にして後継者の手になる、古代の植物学百科全書。本分冊には全9巻のうち第4~6巻を収録。アレクサンドロス大王の東征がもたらした情報も活用し、生育環境との関係や、寿命と病害、木材の用途、小低木と草本植物などが扱われる。訳者自ら現地まで赴き、実見に基づいて描いた植物の挿絵を数多く含み、読むだけでなく見ても楽しめる作品に仕上がっている。
著者等紹介
小川洋子[オガワヨウコ]
1943年鹿児島県生まれ。1974年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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roughfractus02
10
本書全巻は著者のリュケイオンでの講義であり、古代ギリシャの500種を超える植物の観察に留まらず地中海周辺の古代人と植物との密接な関係を窺い知る書物とされる。それゆえ18世紀にリンネが植物学の祖と著者を呼び、20世紀にドナルド・ヒューズが生態学の祖と呼ぶように時代ごとに解釈も変わるようだ。全9巻中4-6巻を収める本巻を読むと、環境と植生、木材として用いる木々の伐採時期、高/低/小低/草の4分類から低木の分類が続く。それら植物は古代の社会生活での有用性を基準に選択・分類される。神が被る花冠用植物の分類もある。2026/03/09
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