内容説明
古代ローマの歴史家の中でも、リウィウスはその頂点をなす。皇帝アウグストゥスの庇護のもとに、30歳から40年を捧げて編んだ長大な『ローマ建国以来の歴史』142巻は、神話時代から筆を起こし、著者と同時代に至るまでの歴史を克明に記述する。現存するのは35巻と断片であるが、本書はロムルスによるローマ建国の神話から前468年までを扱う。
著者等紹介
岩谷智[イワヤサトシ]
千里金蘭大学教授。1954年愛知県生まれ。1983年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。2004年金蘭短期大学教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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