内容説明
紀元五〇年頃ギリシア本土に生まれたプラトン学者が、古代を追慕しつつ著わした機知と教訓に満ちた伝記集。ギリシア・ローマの著名な政治家をそれぞれ比較しつつ、歴史書によくある事績や戦功を記すよりは、むしろその人物の性格、生きざまを見事に活写した言行録である。
目次
テセウスとロムルス
リュクルゴスとヌマ
ソロンとプブリコラ
テミストクレスとカミルス
著者等紹介
柳沼重剛[ヤギヌマシゲタケ]
筑波大学名誉教授。1926年東京都生まれ。1949年京都大学文学部卒業。筑波大学・大妻女子大学教授を経て1999年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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