内容説明
今を遡ること千二百年余。熾烈な皇位争いの中から聖武帝の跡を嗣いだ阿倍皇女は孝謙帝、後に重祚して称徳帝を名告り、生涯独身を通したという。様々な人の思惑に翻弄され苦悩しながら自ら歩む道を定めた四十四歳の女帝は、清らかな青年僧と出逢う。―定説を覆す文芸大作。
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- 和書
- OD>剣の神・剣の英雄
今を遡ること千二百年余。熾烈な皇位争いの中から聖武帝の跡を嗣いだ阿倍皇女は孝謙帝、後に重祚して称徳帝を名告り、生涯独身を通したという。様々な人の思惑に翻弄され苦悩しながら自ら歩む道を定めた四十四歳の女帝は、清らかな青年僧と出逢う。―定説を覆す文芸大作。