出版社内容情報
ロードバイクはオートバイやクルマと異なり、フレームが全体の構造を支えるだけでなく、サスペンションやステアリング機構も兼ね備えており、走行のすべてがフレームに集約されている。本書では、CFRPをはじめフレームの様々な素材や構造、その進化の過程を図版とともに詳細に解説する。
目次
第1章 ロードバイクの歴史
第2章 ロードバイクのエネルギー効率はどれくらい高いか
第3章 ロードバイクのカーボンフレームがもつ可能性
第4章 カーボンフレームに使われる素材
第5章 CFRPの製法の種類
第6章 ロードバイクフレームの金属素材
第7章 ロードバイクの安全性
第8章 フレーム形状の動向
第9章 ロードバイクの最近の進化
第10章 コンポーネントの進化の歴史
第11章 ホイールの歴史と近年の進化ぶり
著者等紹介
高根英幸[タカネヒデユキ]
1965年東京生まれ。芝浦工業大学工学部機械工学科卒。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。これまで自動車雑誌数誌でメインライターを務め、テスターとして公道やサーキットでの試乗、レース参戦を経験。企業向けのドライバー研修事業を行なう「ショーファーデプト」でチーフインストラクターも務める。近年では、自動車だけでなく自転車、とくにロードバイクの素材や製法、メカニズムなどについて取材、理系ならではの解説に定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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