自動車の走行原理―運動力学に基づく安全技術の歴史と進化

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自動車の走行原理―運動力学に基づく安全技術の歴史と進化

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  • サイズ A5判/ページ数 247p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784876874057
  • NDC分類 537
  • Cコード C2053

出版社内容情報

自動車は、適切な訓練によって気軽に扱える身近な道具である。この便利で高性能な機械は、先人の努力により改良と進化を遂げたことで、その性能が向上したのである。本書では、自動車の挙動を理解して安全に操作するために、「走る」「曲がる」「止まる」の基本の仕組みと安全技術の歴史を、図版とともにわかりやすく解説する。

内容説明

自動車は、適切な訓練によって気軽に扱える身近な道具である。この便利で高性能な機械は、先人の努力により改良と進化を遂げたことで、その性能が向上したのである。本書では、自動車の挙動を理解して安全に操作するために、「走る」「曲がる」「止まる」の基本の仕組みと安全技術の歴史を、図版とともにわかりやすく解説する。

目次

第1章 クルマで一番大切な要素―タイヤ
第2章 走行安定性―タイヤの動き
第3章 安全に曲がる技術
第4章 アンダーステアー・オーバーステアー
第5章 操舵機構の進化―丸ハンドル、パワーステアリング
第6章 操舵機構の進化―ハンドル操作の容易化へのさらなる努力
第7章 直接ヨーモーメント制御と駆動技術
第8章 止まる技術―ブレーキ
第9章 道路交通情報工学
第10章 カーナビゲーション
第11章 道路交通情報工学とETC
第12章 自動運転の歴史と課題

著者等紹介

佐野彰一[サノショウイチ]
工学博士。1937年東京生まれ。1960年東京大学工学部航空学科卒業後、本田技研に入社。本田技術研究所・設計部門にてF1レース監督を務めた中村良夫氏のもとで1964年から1.5L F1 RA271、RA272のエンジンを強度部材として搭載した世界初のモノコックボデーを設計。RA272は1965年メキシコGPでホンダ製の純国産F1として唯一の優勝を記録している。1966年から3L F1 RA273のシャシー設計を担当し、1967年には英国ローラ社に駐在してRA300の足回りの設計を担当。イタリア・グランプリで劇的な優勝を経験する。帰国後は車体プロジェクトリーダーとしてドライバーを前に置いた革新的な空冷F1 RA302を設計した。レース活動中断後は、空冷乗用車ホンダ1300クーペのプロジェクトリーダーを務める。1972年から研究部門に移り、実験安全車(ESV)のプロジェクトリーダーとしてホンダESVをまとめる。その後、エアバッグ、歩行者安全技術、四輪操舵(4WS)などの先進技術の研究・開発に従事し、1987年世界初の四輪操舵乗用車“ホンダプレリュード4WS”で実用化、栃木研究所エグゼクティブ・チーフ・エンジニアとして先進安全自動車(ASV)プロジェクトのリーダーを務める。1999年退職。2000年から東京電機大学教授、2005年から2011年まで同客員教授。自動車技術会名誉会員、日本自動車殿堂会員、JAF Motor Sports中央審査委員会委員。自動車技術会理事として国際会議パネリスト・議長などを務め、国際交流に貢献。ESVの研究で1985年米国運輸省から「優秀安全技術賞」、4WSの研究開発で1987年に米国自動車技術会(SAE)から「アーチ・T・コルウェル賞」、1988年に日本自動車技術会から「技術開発賞」を受賞。さらに1991年に平成3年度全国発明表彰で「内閣総理大臣賞」、1999年には日本自動車技術会の「技術功労賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Haruki

1
アンダーステア、オーバーステアに代表される制御のメカニズムやステアリング機構、横すべり、ブレーキなどの要素技術についてエッセイ記事が基で読みずらいが、歴史的な進化と筆者の関わった開発が平易に書かれる。操舵時のタイヤ摩擦力と横すべり角によるコーナリングパワーが前後タイヤでのバランスによってアンダー/ニュートラル/オーバーが決まる。前輪/後輪駆動、前輪/+後輪操舵、荷重や空力制御でのステア特性変化、アッカーマン幾何学、操舵の三悪、微分ハンドル、ブレーキ力の左右差、制動力の前後配分、ABS等、繋げて理解できる。2023/09/30

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