エンジンチューニングを科学する (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 217p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784876873777
  • NDC分類 537.2
  • Cコード C2053

内容説明

カムシャフト、シリンダー、オイルポンプ、バルブなど、エンジンを構成する膨大な部品の一点、一点についてその特性と役割、扱う上で注意点などについてチューニングの観点から103項目に分けて解説。実際にチューニングを志す人はもちろん、より深く知りたい人たちに向けて数々のレース用エンジンの設計に携わった著者が贈る名著。

目次

吸入空気量の増大と燃焼の改善に着目した
フリクションの低減に着目した
性能向上と耐久性とバランスに着目した
点火時期を進めた
空燃比を濃くした
圧縮比を高くした
吸気ポートの曲がりの部分を削り取った
吸気ポートの内面を研磨した
吸気ポートをコブラポートにした
カムを再研磨してプロフィールを変えた〔ほか〕

著者等紹介

林義正[ハヤシヨシマサ]
工学博士。1939年3月東京都生まれ。九州大学工学部航空工学科卒業。1962年日産自動車(株)入社。中央研究所(当時)で高性能エンジンの研究、排気清浄化技術の開発、騒音振動低減技術の開発などを経て、スポーツエンジン開発室長、スポーツ車両開発センター長を歴任。日産のレース活動を率い、全日本スポーツプロトカー耐久レース3年連続選手権獲得。米国IMSA‐GTPレース4連続選手権獲得、第30回デイトナ24時間耐久レースで数々の記録を樹立して日本軍として初優勝。1994年2月に退社。同年4月に東海大学工学部動力機械工学科教授に就任、総合科学技術研究所教授を歴任。2008年、学生チームとしてル・マンに世界初出場。2012年退官と同時に(株)ワイ・ジー・ケー最高技術顧問。主な受賞歴にSpirit of Le Mans Trophy、科学技術庁長官賞、日本機械学会賞、自動車技術会賞などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Takahiro

0
読了。見開き2ページにチューニング1つという構成で、どこから読んでも楽しめる内容だった。絵が添付されているので資格にわかりやすい。 カムシャフトはアイドリング時に最も摩耗すると言うが、それは1.回転数が低く油圧が低い、2.カムシャフトの回転が遅く、バルブを叩けない=カム山に沿ってじりじりと押し続ける、その2つが理由でいいんですかね?2021/02/28

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