内容説明
戦前に日本独特の自動車として発展したオート三輪車をはじめ戦後に登場しブームとなった軽三輪。さらには日本の経済成長とともに各メーカーが開発にしのぎを削った小型・軽トラック。本書では、トラックの変遷が最も顕著であった1904年から1969年までの小型・軽トラックがどのように開発されたのかを当時の社会状況を含め、豊富な写真とともに解説する。
目次
第1章 小型トラックの歴史・戦前編
第2章 戦後の10年間におけるオート三輪と小型トラック
第3章 オート三輪車のピーク到来と小型トラックの台頭
第4章 軽三輪及び軽四輪トラックの時代
第5章 1960年代を中心とした小型トラックの動向
1960年代までの主なメーカーの沿革一覧(50音順)
著者等紹介
桂木洋二[カツラギヨウジ]
フリーライター。東京生まれ。1960年代から自動車雑誌の編集に携わる。1980年に独立。それ以降、車両開発や技術開発および自動車の歴史に関する書籍の執筆に従事。そのあいだに多くの関係者のインタビューを実施するとともに関連資料の渉猟につとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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えすてい
5
小型・軽トラック年代記 https://bookmeter.com/books/1313840 のうち、いすゞエルフ登場60年を記念し、1960年代までの内容に絞り込み再編したもの。文章・写真・データ・レイアウトに改編は見られない。1960年代までなので、本の中の相対的なオート三輪の占める割合が増えている。小型・軽トラックは中小零細企業や個人事業主が使うケースが多いため、自動車関連法令の改変とともにメーカーがいかにユーザーの細かい要望に応え、頑丈で詰め込みやすく運転しやすく安価であることが至上命題。2021/04/15
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