内容説明
日本人のための“国民車”として認められた革新的な軽自動車スバル360は、どのようにして生み出されたのか。担当した技術者たちによる絶え間ない技術開発の軌跡を当事者の回想をもとに語ったドキュメントである。
目次
スバル360の発表会―昭和33年3月
次代の産業・自動車をやろう―昭和26年
小型自動車開発計画の具体化―昭和27年
P‐1試作車の完成―昭和29年2月
富士重工業の発足とP‐1計画の挫折―昭和30年4月
軽自動車というカテゴリー―昭和27年~30年
軽乗用車“K‐10”計画のスタート―昭和30年12月
K‐10計画の骨子まとまる―昭和31年3月
エンジン開発チームの動き―昭和31年2月~
小型車並みの性能を求めて―昭和31年~
スタイリングデザインの開始―昭和31年6月
“台車”による走行テスト―昭和31年8月
性能とコストのための軽量化―昭和31・32年
スタイリングデザインの完成―昭和31年秋
試作第1号車の完成―昭和32年4月
耐久走行テストのトラブル対策―昭和32年4月
熟成への道―~昭和33年2月
エンドレス―昭和33年2月~
著者等紹介
桂木洋二[カツラギヨウジ]
フリーライター。東京生まれ。1960年代から自動車雑誌の編集に携わる。1980年に独立。それ以降、車両開発や技術開発および自動車の歴史に関する書籍の執筆に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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